イベントや文化祭や体育祭など学生だけでなくて社会人でも、オリジナルデザインのポロシャツで活動している姿は多く見られます。
クールビズのシーズンになると、ユニフォームとして利用している企業も多いです。
個性を出すために写真などがプリントしていると格好良くて目立ちます。
ですが、どんな生地でも大丈夫なのでしょうか?
せっかくプリントしても、数回洗濯したら剥がれてしまうのならば意味がありません。
今回は
【オリジナルポロシャツにプリントする場合のポイント】について迫ります。参考にしてみてください。
もっとも一般的なプリント方法がインクジェットプリントですが、ポロシャツの素材とインクジェットプリントの相性について説明します。
ポロシャツの大部分は、ポリエステル100パーセントかポリエステルと綿が混ざった混紡になっていることが多いです。
丈夫さを重視するとポリエステルは入っています。
しかし、ポリエステル素材にインクジェットプリント加工をする場合には、相性が良くないのです。
気に入ったポロシャツが見つかったら、まずはその素材をチェックしましょう。
ポリエステルが入っていなければインクジェットプリント加工でも大丈夫です。
しかし、もしも含まれているようならば、別の印刷方法を使って印刷するほうがいいでしょう。
仮にポリエステル素材のポロシャツにインクジェット加工で印刷したらどうなるかを説明します。
再昇華と呼ばれる現象になります。もともとポリエステルは昇華染料と呼ばれる染料で染められています。
その状態でアイロン掛けをして生地に熱が加わって熱くなると、生地の染料がのぼってしまいます。
せっかく綺麗にプリントしても生地の染料で汚くなってしまうわけです。
では、どのように対処すればいいのでしょうか?
ポリエステル素材のポロシャツをどうしても使いたいならば、アイロンプリントシールを利用します。
先にアイロンプリントシールを低温プレスしておきます。
しっかりと定着したことを確認して、アイロンプリントシールの上からインクジェットで印刷をします。
ひと手間かかりますが、この方法ですと再昇華を防ぐことができます。
思っているとおりの綺麗な印刷のオリジナルデザインポロシャツができあがります。
オリジナルデザインのポロシャツにプリントする場合は、印刷できない箇所があるので覚えておきましょう。
印刷できないところは、生地が重なっている部分です。
例えば、ポケット・ボタン・襟のところです。前面プリントを想定しているならば、ポロシャツではなくてTシャツを選びましょう。
ポケットと言われると意外な感じがしませんか?
ですが、ポケットをよく見ると、内側に折り返されて縫製されています。ポケットの内側の平均は縦4センチで横6センチです。
これが最大プリントサイズになりますからオーダーする場合には注意をしましょう。
また、言うまでもないかもしれませんが著作権に注意してください。
使用許可なくて勝手にキャラクターなどを使うと法律に抵触します。
アーティストやバンドの写真や有名企業のロゴやアニメのキャラクターです。
写真や歌詞も著作権の対象になります。
印刷業者は著作権に抵触するものは印刷しないですが、注意してください。
いかがでしたでしょうか?
オリジナルポロシャツにプリントする場合のポイントをご紹介しました。
ポロシャツはデザインの特性があり、素材もさまざまですからプリントに適していない面もあります。
ですが、今回ご紹介したところに注意すれば問題も解決します。
オリジナルデザインのポロシャツをオーダーする場合は、プリントの種類が豊富な会社を選ぶといいでしょう。
デザイン素材も豊富にあればテンプレートを使えます。インターネットにはたくさんの業者があります。
気に入ったサイトを見つけて相談してみましょう。
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